研究課題
挑戦的萌芽研究
多臓器不全の発生機序をDAMPsという新しい視点から解明し、侵襲病態に対する新たなるパラダイムを確立した。DAMPsの研究では敗血症時にATPが大量に放出され白血球の活性化に関与すること、多臓器不全ではATPは枯渇し、細胞内ミトコンドリア機能不全が示唆された。DIC病態における白血球活性化に関する研究では急性期DICスコアと白血球変形能、活性化指標であるCD11bに有意な相関を認め、白血球の活性化はDICの発症と重症化に関連していることを明らかにした。ATPの可視化に関する研究では、2種類の蛍光プローブを用いて好中球ATPを染色し、ミトコンドリア内および細胞膜表面の局在の可視化に成功した。
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