研究概要 |
乳歯幹細胞にエリスロポイエチン(EPO)受容体が発現していた。EPO(1, 10 , 100 ng/ml)で刺激後30分程でStat5のリン酸化の上昇が確認された。EPOで3日間刺激したSHEDとハイドロキシアパタイト/リン酸三カルシウム結晶とを混合し、免疫不全マウスの皮下に移植した。移植8週後、EPO刺激群での骨髄ニッチ形成の増加所見が認められた。SHED移植体より細胞を回収し、免疫蛍光染色法およびフローサイトメトリー法で造血系細胞のマーカーの発現を検索し、再生骨髄での造血系幹細胞を確認した。
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