研究課題/領域番号 |
24659992
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
引地 尚子 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (50292876)
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研究分担者 |
高橋 由希子 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (10582778)
金久 弥生 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (80582783)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | リハビリテーション看護学 / 口腔ケア / リスクマネジメント |
研究概要 |
本研究の目的は、口腔に病変のある患者における口腔ケアのリスクを、医療事故・ヒヤリハット発生以前に解明することである。 そのためFailure Mode and Effect Analysis の手法を用いて、想定される失敗モードのリスク分析を行い、口腔病変を持つ患者に対する口腔ケアの事前のリスクアセスメントを行うこととした。 本年度は申請者がまず例として提示できるリスクアセスメントを数種の疾患で行った。 また、このプロトタイプのプログラムを提示して歯科衛生士・学生を中心にプロトタイプのプログラム検証、作成を行った。 現在、さらに疾患数を増加させ、疾患・手術ごとのプログラムを作成・検証中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定より多くの疾患について、リスクアセスメントを行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
リスクアセスメントについてはおおむね順調に進んでいる。 しかし、それを検証する人員の確保はやや困難で、次年度より多くの多職種の人員を確保することを主眼としたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
データ検証のための人員、データ整理のための人員、会議、グループワーク、資料収集のための旅費等が主な支出項目である。 また、作成したリスクアセスメントの検証のために試薬・消耗品・医療材料なども購入予定である。
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