研究課題
挑戦的萌芽研究
プレパレーションは、各施設独自で考案されて実施されることが多いが、共通要素を盛り込んだうえでカスタマイズ可能なツールや、子どもの発達段階や性別、精神発達レベルなど個別性に応じてカスタマイズできるツールは、ほとんど見られないことから、これらを可能にしたプレパレーション・ツールの開発が必要であると考えた。そこで、入院児に必要な場面を選択し、子どもの頑張りを視覚的に確認できる12場面のプレパレーション・ツールと白紙のツールを作成した。ツールの有効性を確認するために、看護師および子どもの家族の両視点からの評価に加え、客観的指標を用いて評価したところ、すべてにおいて有効性が確認された。
小児看護学