研究課題
若手研究(A)
ヒトES/iPS細胞の自己複製に関わる主な細胞外シグナルとしては、FGFとTGFβとされているものの、これらの分子による自己複製の制御機構は未だ解明されていない。また、FGFやTGFβを置換可能な化合物が無いことは、ヒトES/iPS細胞の応用利用において、安全性やコストの面で大きな妨げとなっている。我々は以前の研究で、DYRK阻害剤とWntを用いることで、FGF/TGFβ非依存性の培養法を開発した。本研究では、DYRKとWntが自己複製に関わる仕組みを解明し、それらを制御可能な化合物の同定を行い、世界で最もタンパク質成分の少ない長期安定なヒトES/iPS細胞用の培養システムの開発に成功した。
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Stem Cell Report
巻: 2(5) ページ: 734-745
Biomaterials
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