研究課題
若手研究(B)
本研究の成果は,第一には,欠測データにもとづく最尤推定量が大標本のときに,どのような性質を持つのかを理論的に調べたことである.完全データの場合とは異なる条件下で,欠測データにもとづく最尤推定量は,一致性と最尤推定量という好ましい性質をもつことを示した.第二には,判別分析を用いる際に,ラベル分けが不完全なデータしか手に入らない場合に,どのようにデータにラベルをつけるのが良いのか,またどのようにデータを用いればよいのかを,第一の研究結果を用いて明らかにした.
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Journal of Statistical Planning and Inference
巻: 147 ページ: 66-83
Communications in Statistics : Theory and Methods
巻: 42 ページ: 3174-3190