研究課題
若手研究(B)
本研究では精神疾患との関連が示唆されているシャンデリア細胞の前駆細胞を単離し、マイクロアレイ解析を行って特異的なマーカーを探索し同定すること試みた。当初の計画で予定していたPV-creマウスではシャンデリア細胞を効率的にラベルすることができなかったため、Nkx2-1CreERマウスを入手し、解析を行った。これまでの結果で、胎生17.5日目にタモキシフェンを投与した生後0日目のNkx2-1CreER;Rosa26YFPマウスにおいて、脳室下帯近辺にYFPラベルされた細胞が認められた。今後はこれらの細胞をピックアップして単一細胞マイクロアレイ解析を行う予定である。
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Neuroscience Research
巻: 75(2) ページ: 121-129