研究課題
若手研究(B)
本研究は,脳卒中片麻痺患者の車いす駆動能力に影響を及ぼす要因を明らかにすることを目的とした。測定項目は,車いす駆動速度,Br.stage,握力,腹筋筋力,腸腰筋筋力,下肢筋力,足指筋力,座位での下肢荷重力,座位バランス,立位バランス,半側空間無視,足底感覚とした。車いす駆動速度に影響を及ぼす要因を抽出するために,ステップワイズ法による重回帰分析にて検討した。その結果,車いす駆動速度に影響する因子として選択されたのは,腹筋筋力と立位バランスであった。脳卒中片麻痺患者が車いすを駆動するには,上下肢の筋力や座位バランスではなく,腹筋筋力と立位バランスが重要であることが明らかとなった。
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西九州リハビリテーション研究
巻: 第7巻 ページ: 7-10
ヘルスプロモーション理学療法研究
巻: 第4巻 ページ: 149-153
巻: 第3巻 ページ: 157-161
巻: 第2巻 ページ: 65-68
巻: 第3巻 ページ: 5-9