研究課題
若手研究(B)
マウス骨格筋において運動など生理的な条件下においてPERK-eIF2αリン酸化シグナルの活性化を確認した。PERKを薬剤依存的に活性化できるFv2E-PERKを骨格筋特異的に発現したトランスジェニック(TG)マウスを作製した。高脂肪食を給餌したところTGマウスは、インスリン抵抗性の改善や基礎代謝の上昇を認め肥満抵抗性であり、骨格筋代謝に差はなかったが褐色脂肪組織においてエネルギー代謝関連遺伝子発現が上昇していた。PERK-eIF2αリン酸化シグナルは骨格筋で抗肥満ホルモンであるFGF21発現を誘導し、FGF21が褐色脂肪細胞に作用してエネルギー代謝を上昇させていることが示唆された。
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