研究課題
若手研究(B)
代表者は、日本人2型糖尿病患者の膵β細胞不全の原因の一つとして、食の欧米化に伴う接種栄養素の変化が、膵β細胞におけるエピジェネティクス制御に影響を与え膵β細胞量を減少させているのではないか、という仮説を立てた。数ある栄養素の中から、アミノ酸に注目し、検討を開始した。高脂肪食負荷マウスの膵島内におけるアミノ酸濃度をメタボローム解析により検討したところ、通常食負荷マウスと比べて、セリン、ヒスチジン、イソロイシンを含む多くのアミノ酸濃度が低下していた。それらのアミノ酸を欠乏したメディウムを用いてINS-1細胞を培養したところ、mTORC1活性低下と生存率の低下が認められた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
Diabetes
巻: (in press)
Diabetology International
巻: 5 ページ: 43-52
Diabetologia
巻: 56 ページ: 1088-1097
http://www.research.kobe-u.ac.jp/fhs-diabetes/