研究課題
若手研究(B)
本研究によって、概念分析を概念合成として捉え直すことで、分析哲学の主要な方法論とされる概念分析と、分析哲学の主流の立場とされる自然主義との間の緊張関係を解消する見通しが得られた。また、この見通しに基づく新たなメタ形而上学からの帰結として、様相実在論・時間論・Truthmaker理論のそれぞれについて概念合成を利用した新しい議論を展開することができた。さらに、学際研究を実施するための基盤として概念合成が有効であることを示すことができた。
分析哲学、形而上学