研究課題
若手研究(B)
「最適成長モデル」と「ニューケインジアンモデル」を統合したモデルに、以下の(1)と(2)の拡張を施した。(1) 内生的技術進歩:内生的技術進歩をモデルに導入することで、長期的に低い貨幣成長率が長期的に低い経済成長率をもたらす可能性のあることを示した。(2)内生的貨幣供給:内生的貨幣供給の仕組みを導入し、「プラス金利経済」と「ゼロ金利経済」という2つの異なった特徴を持つ経済状態が発生することを示した。ゼロ金利経済の定常状態では、デフレーションと負の産出ギャップが発生する。
マクロ経済学