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2015 年度 研究成果報告書

自己愛傾向によってもたらされる対人葛藤を抑制する要因の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24730610
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 臨床心理学
研究機関梅花女子大学

研究代表者

阿部 晋吾  梅花女子大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00441098)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード自己愛傾向 / 怒り / 対人葛藤 / 夫婦間葛藤 / ユーモア
研究成果の概要

本研究では自己愛性対人葛藤の抑制要因を解明することを目的とした。研究Ⅰでは、自己愛傾向が高いほど夫婦ともに怒りを表出しやすくなり、また相手から怒りを表出されることによって自分も怒りを感じやすく、それが夫婦関係満足を低下させることが明らかとなった。その一方で、ユーモア対処は、怒りの表出を抑制することが示された。これらの結果から、自己愛傾向の高い個人がユーモアによる対処方略を獲得することで、夫婦間葛藤につながる怒りの表出を抑制できる可能性が示唆された。研究Ⅱでは、ユーモア対処を高めるための簡易的なトレーニングを実施したところ、限定的ではあるがユーモアトレーニングの有効性が確認された。

自由記述の分野

社会心理学

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公開日: 2017-05-10  

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