研究課題
若手研究(B)
様々なマルコフ過程のファインマン・カッツ汎関数の漸近挙動についての研究を行った。とくに概安定過程の正値連続加法汎関数の大偏差原理を証明した。また、マルコフ過程にフェラー性、強フェラー性や緊密性を仮定して、Feynman-Kac汎関数によって正規化されたマルコフ過程の滞在分布のドンスカー・ヴァラダーン型大偏差原理が成立することを示した。更に福島分解をより一般化した形で示した。
基礎解析学