研究課題
若手研究(B)
高輝度超新星はピーク時の明るさが従来知られている超新星の数百倍となる、稀な超新星である。最近発見され、起源は不明な点が多いが、その明るさから遠方宇宙を探ることができる可能性がある。本研究では、初めて近傍の高輝度超新星の発生頻度を発表した。これは爆発した星の特徴を知る上で重要な手がかりを与える。また、他のグループが「新しいタイプの高輝度超新星」と発表した天体を検証した結果、これが強い重力レンズ現象によって増光されたIa型超新星と発見し、将来同様の現象を発見するための新手法を発表した。このような強い重力レンズを通して観測されるIa型超新星の使用で、ハッブルパラメータの直接測定が可能となるだろう。
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