研究課題/領域番号 |
24740175
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
明 孝之 大阪工業大学, 工学部, 准教授 (20423212)
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研究協力者 |
土岐 博 大阪大学, 核物理研究センター, 名誉教授 (70163962)
池田 清美 理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 客員研究員 (40011548)
梅谷 篤史 日本工業大学, 共通教育系, 准教授 (20454580)
加藤 幾芳 北海道大学, 理学部, 名誉教授 (20109416)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 核力 / テンソル力 / 不安定核 / テンソル最適化殻模型 / 共鳴 / ハロー構造 / 鏡映対称性 / 高運動量 |
研究成果の概要 |
陽子と中性子がπ中間子を互いに交換することで原子核は結合する。本研究ではこのπ中間子交換が原子核に与える影響を調べた。特にπ中間子交換が生む、等方性を破る力「テンソル力」の役割に注目した。研究代表者はテンソル力を扱う原子核模型を独自に構築しており、本研究ではその模型を適用して軽い原子核を系統的に調べた。その結果、原子核のエネルギー準位の再現において、テンソル力の役割が本質であることが判明した。他の成果として中性子が過剰、または陽子が過剰な原子核の性質を双方比較することで対称性の破れを予言した。
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自由記述の分野 |
理論核物理
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