研究課題
若手研究(B)
トポロジカル絶縁体・超伝導体の熱応答に関する理論的研究をおこなった。トポロジカル超伝導体の表面ではマヨラナ型準粒子励起が生じる。表面マヨラナ準粒子ハミルトニアンに基づき自己無道着ボルン近似の下で乱れた表面状態における状態密度と熱伝導率を計算し、トポロジカル超伝導体の熱伝導特性を明らかにした。温度勾配によって軌道角運動量が誘起される、あるいは試料の力学的回転によって熱分極が発生するといった熱と力学的回転の間の交差相関応答を場の理論の方法で解析した。トポロジカル絶縁体中の電子相関の問題を格子ゲージ理論の手法を用いて明らかにした。
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