研究課題
若手研究(B)
低温物性分野では3万気圧以上の超高圧下で磁性および超伝導の内部状態を探る手段がほぼ皆無であった。そこで本計画では、超高圧技術の改良(高圧化、簡単化)を行うこと、強相関電子系化合物等に対し先端の超高圧核磁気共鳴(NMR)実験を行うことを目指した。超高圧技術の改良の、「誰でも使える小型圧力装置」の実現に関しては大きな進展があり、13万気圧超まで安定して多数の電気配線と光ファイバーを非常に歩留まり良く導入する配線方法を開発することができた。その結果、電気抵抗測定・ac帯磁率測定などにも非常に有効な装置を開発した。また、3He循環冷凍機と小型化圧力セルにより、極低温超高圧NMR測定を可能にした。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
JPS Conference Proceedings誌、Proceedings of the International Conference on Strongly Correlated Electron Systems (SCES2013)
巻: (掲載決定)
Physical Review B
巻: 86 ページ: 144525-1-5
高圧力の科学と技術
巻: 22巻 ページ: 198-205
巻: 86 ページ: 064516-1-5
巻: 85 ページ: 214505-1-9
http://www.cc.kochi-u.ac.jp/?kitag/