研究課題
若手研究(B)
有機分子と金属磁性体界面における電子状態の変化が、保磁力や飽和磁化などの磁気特性に及ぼす影響を調べた。またその磁気特性の印加電圧に対する変化を調べた。コバルト超薄膜上に、有機半導体であるC60、 Alq3、Rubreneを積層すると、保磁力が変化し各々40, 30, 15Oeであった。これは磁性体界面と分子の結合の違いを反映したものと考えられる。またこの結果を用いて有機半導体を中間層とする接合を作製し、C60の場合室温で最大5%、Alq3では室温で最大8%の磁気抵抗比を得た。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Journal of Applied Physics
巻: 115 ページ: 172608
10.1063/1.4870154
Nature Communication
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http://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/mizukami_lab/top.htm