研究課題
若手研究(B)
セラミックス材料であるゼオライトやメソ多孔体シリカの細孔を反応場として利用すれば、本来、不活性なガスとして知られるものでも活性化することができる。本研究では、室温で窒素に対して高い不可逆吸着特性を示す銅イオン交換ゼオライト試料の調製法を確立した。また、酵素であるニトロゲナーゼの窒素固定を考慮に入れ、エタンをプローブ分子として用いることにより、ゼオライト細孔内に形成された二核銅サイトの状態を調べた。その結果、銅イオン交換ゼオライト中の窒素の固定化に対する活性中心の状態を理解する上でも重要な情報を得ることができた。
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Langmuir
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10.1021/la4018568
Photon Factory Activity Report 2012 (Highlights, PartA)
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