研究課題
若手研究(B)
スピンを量子メモリーや量子ビットとして利用し量子演算を行うには,自由にスピンを回転させ,量子状態を制御する必要がある.本研究では空間分解能が高く,高速制御可能な光パルスのみで(外部磁場なしで)のスピン回転の実現を目的とし,光制御によるスピン生成と量子構造の関係解明を行った.半導体量子構造に直線光励起により円偏光励起とは異なる方向にスピンが励起でき,直線偏光で形成されるスピンには強い励起エネルギー依存性がある事を示した.光制御によるスピン回転を実現するための重要な知見を得る事ができた.
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Applied Physics Letters
巻: 104(to be published)