超大規模有限要素解析の実用化に向けたヘテロジニアス型分散メモリ並列反復法の開発

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24760062
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 工学基礎
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 荻野 正雄 名古屋大学, 情報基盤センター, 准教授 (00380593)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 領域分割法 / 並列有限要素法 / ヘテロジニアスコンピューティング / ハイパフォーマンスコンピューティング / 超大規模計算 / CPU-GPUハイブリッド並列処理

研究成果の概要

超大規模有限要素解析を実用化するために，ヘテロジニアス型分散メモリ並列処理に適した領域分割型反復法アルゴリズムの研究開発を行った．特に，GPGPUやメニーコアCPUに対する最適実装，複数材料モデルに有効なScaled-BDD法，電磁場解析における複素対称線形方程式に有効なMINRES-like_CS法などを提案した．これにより，数十億自由度規模モデルを用いた高周波電磁場解析の実用化に成功した．

自由記述の分野

計算力学