研究課題
若手研究(B)
プレストレストコンクリート(PC)造及びプレストレスト鉄筋コンクリート(PRC)造においても,柱梁曲げ強度比が1.0の場合には鉄筋コンクリート(RC)造の場合と同様に接合部に損傷が生じ,また,RC造と同様に柱と梁の曲げ強度の比を大きくすることで接合部の強度が増すことが明らかになった。PC鋼材の断面内の位置および付着の有無が部分架構の最大耐力におよぼす影響は小さかった。PRCおよびPC造に対しても,PC鋼材の引張力は等価な軸力として扱えば柱と梁の曲げ強度の比を考慮できるRC造の接合部の曲げ終局強度計算法が適用可能で,プレストレス率の影響などは定性的には評価できることが確認された。
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コンクリート工学年次論文集
巻: Vol. 35, No. 2 ページ: 451–456