研究課題
若手研究(B)
経年した鉄筋コンクリート造建築物を対象に,構造部材および非構造部材における強度分布及び各種耐久性調査を実施した。通常,使用中の建築物の調査・診断は非構造部材のコア採取等が行われる。しかし,雑壁などの非構造部材と,柱や梁などの構造部材の品質の違いについては情報が少なく,明らかにされていない。本研究では,構造部材と非構造部材の品質を分析し,統計的な関係を示した。また,個々の建物の品質変動に及ぼす要因は,建築当時の施工方法による影響が大であることを明らかにし,施工方法と年代による変動係数を算出した。
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コンクリート工学年次論文集
巻: 36巻 ページ: 1285-1290
巻: 35巻 ページ: 1861-1866