2013 年度研究成果報告書

その場観察法とシミュレーションの併用による溶接凝固解析と割れ発生防止技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号	24760601
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	材料加工・処理
研究機関	広島大学
研究代表者	門井浩太広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (40454029)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード	溶接接合 / 凝固工学 / その場観察 / 高温割れ / 凝固割れ
研究概要	本研究では，溶接凝固割れの定量的かつ詳細な調査と凝固割れ発生防止法の検討を目的とした．高速度ビデオカメラを用いたその場観察法を用いた凝固割れ感受性評価試験により，レーザ溶接の高速凝固下においても，凝固割れ発生時のひずみ及び温度を高精度に測定でき，高延性曲線を取得できた．高倍率その観察によって，溶融池後端部での液相の残留形態を直接観察することが可能であり，観察された形態の傾向は，凝固割れ感受性の傾向と同様で合ったため割れ感受性評価・予測に対して有用な技術・指標になりうる可能性が示唆された．