研究課題
若手研究(B)
水素吸蔵合金の貯蔵タンクの安全性を検討するため,水素の吸放出にともない容器壁面に生じるひずみおよび微視的な充填構造の変化を評価した.水素の繰り返し吸放出にともない容器の底部に発現する応力が増加することを示し,局所充填率の測定から合金粒子が底部に集中することを示した.X線コンピュータ断層撮影法を用いた充填層の構造変化の観察により,レアアースを用いないTi-Fe系合金とMm-Ni系合金において微粉化の傾向がそれぞれ異なることを示した.さらに,Mm-Ni系合金に対し,粒径分布の画像処理プログラムを開発し,水素の吸放出前後において粒径が減少することを示した.
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Int. J. Hydrogen Energy
巻: 37 ページ: 10715–10723
10.1016/j.ijhydene.2012.04.061
巻: 37 ページ: 6686–6693
10.1016/j.ijhydene.2012.01.097
http://www.che.tohoku.ac.jp/~tranpo/