研究課題
若手研究(B)
本研究では、パルス中性子源を用いた核種非破壊分析法として、従来の透過中性子法と共鳴分光法を組み合わせたself-indication法という新たな分析法を考案し、その実証試験及び評価を行った。実証試験によって核種の実効厚さを3%以内で決定できることを示した。さらに、不純物が含まれる使用済核燃料のような混合試料に対しても、本手法を適用すれば対象核種の共鳴吸収量を高感度に測定できることを示した。
核データ