研究課題
若手研究(B)
5種の深海産イソギンチャクから7成分の新規ペプチド毒、1種の浅海産イソギンチャクから2成分の新規ペプチド毒の単離とその構造解析を行った。またイソギンチャクのNaチャネル毒のうち、タイプ1や2毒と比べて、構造活性相関の解明が遅れていたタイプ3毒に着目して、活性の発現に重要と思われるアミノ酸残基を特定した。本研究によって、深海産イソギンチャクには、有用な新規ペプチド毒が未発見のまま、まだ数多く存在していることが明らかとなった。
水産化学