研究課題
若手研究(B)
本研究では、営農レベルの異なるインドネシア国のチタルム川流域(高い灌漑率・多施肥)、ラオスのナムグム川流域(低い灌漑率・少施肥)を対象として、気象-作物生長-水田構造関係を把握するための現地観測および詳細な物質動態を観測するカラム実験を実施し、その過程で流域レベルにおいて水資源量と窒素負荷量を評価可能な水・物質循環モデルを構築した。根圏の水分状態および土中窒素形態の双方に影響を及ぼす地下水位の変化をモデル化することにより、水収支および収穫量の推定精度が向上した。
農業土木学