研究課題
若手研究(B)
動物は日長から季節を読み取り、ストレス反応や情動に季節変化を示す。ヒトでは冬季に抑うつを示す季節性感情障害が知られる。本研究では、短日条件で高いうつ様行動を示すマウスにおいて、情動に深く関わる脳セロトニン神経系が末梢臓器代謝との連関により日長に調節される仕組みを明らかにした。さらに、高照度光による抗うつ様効果を確認し、その効果が概日時計調節アミノ酸により増強されることを見出した。以上より、日長変化に伴う生体反応を光や栄養により制御できる可能性が示された。
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