研究課題
若手研究(B)
マウス線維芽細胞Swiss3T3において細胞周期の間期において核膜の透過性が上昇している現象の解明を試みた。蛍光タンパク質を用いたライブイメージング技術を用いて、高い核膜透過性は持続的なものではなく一過性であること、核膜透過性の制御に関わる可能性が指摘されていた細胞内カルシウムイオン濃度には依存しないこと、この現象は他のマウス線維芽細胞NIH3T3においても観察されSwiss3T3の特殊な性質ではなく一般的な生命現象である可能性が大きいことを明らかにした。