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2014 年度 研究成果報告書

APPのリン酸化制御―副作用の少ない新しいアルツハイマー病治療薬を目指して―

研究課題

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研究課題/領域番号 24790260
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 薬理学一般
研究機関長崎大学

研究代表者

浅井 将  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 助教 (90383223)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアルツハイマー病 / ダウン症 / APP / リン酸化 / DYRK1A / RCNA1 / ネプリライシン
研究成果の概要

アルツハイマー病の一次原因物質であるアミロイドβペプチド産生を制御するために前駆体タンパク質のリン酸化を制御する分子の同定を試みた。ダウン症でトリソミーとなっている21番染色体に存在するDYRK1AおよびRCNA1に着目した結果、前者の過剰発現は有意にリン酸化が亢進したが、後者の過剰発現では変化がなかった。タウのリン酸化に対しては両者の過剰発現で亢進が見られた。さらにアミロイドβペプチドの分解酵素であるネプリライシンの活性低下を誘導した。DYRK1Aの阻害剤で処理すると、培養上清中のアミロイドβペプチド量が低下した。DYRK1Aはアルツハイマー病治療の新しい標的分子になり得ることが示唆された。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2016-06-03  

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