唾液腺粘表皮癌の特異的遺伝子異常であるCRTC1-MAML2およびCRTC3-MAML2キメラ遺伝子の臨床病理学的特徴を明らかにするため、これまでとは異なる遺伝子異常検索方法であるFISH解析を行った。この結果、これらの遺伝子異常を検出する方法論として、RT-PCR法に比べ、FISHによる検出が比較的感度が良いことは示唆された。(Clinicopathological significance of MAML2 gene split in mucoepidermoid carcinoma.Cancer Sci. 2013 Jan;104(1):85-92. )
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