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2013 年度 研究成果報告書

骨の機械受容におけるインテグリンの生理機能

研究課題

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研究課題/領域番号 24790398
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関独立行政法人国立長寿医療研究センター

研究代表者

兼子 佳子  独立行政法人国立長寿医療研究センター, 運動器疾患研究部, 研究員 (60532976)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード骨代謝 / 骨芽細胞 / 骨細胞 / インテグリン / 遺伝子改変マウス / シグナル伝達 / 細胞骨格 / シアストレス
研究概要

骨芽細胞系列細胞、特に骨細胞は力学負荷受容細胞と考えられている。しかしその受容メカニズムの実態についてはほとんど明らかにされていない。インテグリンαv欠損骨芽細胞にシアストレスを負荷し、αv下流にSrc, p130Cas, JNKのリン酸化と、その結果としてYAP/TAZの核移行が誘導されることを明らかにした。さらに個体においてインテグリンαvのメカニカルストレス応答機能を実証するために骨芽細胞系列特異的インテグリンαv欠損マウスを作製した。その前肢に強制負荷を加えSOST遺伝子をreadoutとして、インテグリンαvがメカニカルストレスの受容に必須の生理機能を果たしていることを明らかにした。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] Integrinαv in the mechanical response of osteoblast lineage cells2014

    • 著者名/発表者名
      Keiko Kaneko, Masako Ito, Yoshinori Naoe, Adam Lacy-Hulbert, Kyoji Ikeda
    • 雑誌名

      Biochem and Biophys Res Commun

      巻: 447 ページ: 352-357

  • [学会発表] Integrinαv in the mechanical response of osteoblast lineage cells2013

    • 著者名/発表者名
      Keiko Kaneko, Masako Ito, Adam Lacy-Hulbert, Kyoji Ikeda
    • 学会等名
      2013 ASBMR Annual Meeting
    • 発表場所
      Baltimore(USA)
    • 年月日
      2013-10-06
  • [学会発表] Integrinαv and mechano signal transduction in osteoblast lineage cells2013

    • 著者名/発表者名
      Keiko Kaneko, Masako Ito, Adam Lacy-Hulbert, Kyoji Ikeda
    • 学会等名
      第86回日本生化学大会
    • 発表場所
      (横浜)
    • 年月日
      2013-09-11
  • [備考]

    • URL

      http://www.ncgg.go.jp/department/bjd/bjd/

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公開日: 2015-06-25  

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