研究課題
若手研究(B)
我々はこれまでの研究で、実験的自己免疫性脳脊髄炎において、FTY720を休薬すると重篤な再燃が齎されることおよびFTY720に病因自己抗原を併用することで、その再燃を抑制できることを見い出している。本研究では、FTY720休薬後の再燃メカニズムおよびFTY720+病因自己抗原併用療法の有用性とそのメカニズムについて検討した。FTY720休薬後の再燃は、二次リンパ組織からの自己抗原特異的T細胞のホーミング解除が要因であることを明らかとした。また、FTY720+病因自己抗原併用療法がその自己抗原特異的T細胞にアナジーを誘導し、再燃を抑制している可能性を見い出した。
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Biol. Pharm. Bull
巻: 36 (11) ページ: 1739-1746
10.1248/bpb.b13-00297
http://www.setsunan.ac.jp/~p-rinsho/index.html