研究課題
若手研究(B)
全身性エリトマトーデス(SLE)や混合性結合組織病(MCTD)などの自己免疫疾患の患者の末梢血単核球で増加する脱リン酸化U1-68kの簡便な検出法の確立を試みた。(1)免疫学的方法、(2) phos-tag電気泳動法、(3)等電点ウエスタンブロット法の3種類を検討した結果、(3)の等電点ウエスタンブロット法が適していることが判明した。また、核分画の代わりにSDSを含む抽出液で調整した全細胞抽出液が使用できることが判明した。全細胞抽出液と等電点ウエスタンブロット法を組み合わせることで、検出に必要な時間を5日から2.5日に削減することができ、臨床の現場で使用できる簡便な検出法の開発に成功した。
すべて 2012
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Electrophoresis
巻: 33 ページ: 2028-2035
10.1002/elps20120058.