研究課題
若手研究(B)
機能性ディスペプシア(functional dyspepsia; FD)患者6名と健常者3名を対象に、質問紙票での調査、十二指腸下行部から組織を採取し下記項目を比較検討した。FD患者群は健常者群に比し、食後のもたれ感などの食後愁訴症候群に属する症状の強度が有意に高かった。FD患者では、十二指腸粘膜内のグリア細胞由来神経栄養因子の発現亢進、および上皮細胞間距離の延長が認められ、ディスペプシア症状の発現に関与する可能性が示唆された。
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