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2014 年度 研究成果報告書

原発性胆汁性肝硬変症の新たなバイオマーカーと免疫療法の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24790724
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関関西医科大学

研究代表者

吉田 勝紀  関西医科大学, 医学部, 講師 (00411554)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードPBC / TGF-b / Smad
研究成果の概要

PBCおよび慢性C型肝炎のどちらも病期が進行するにつれて肝癌を発症する。しかし、PBCでは肝癌はまれであるがそのメカニズムは不明である。そこで、TGFbシグナルの面から検討を行った。どの病期においても慢性C型肝炎と比較するとPBC症例では、細胞増殖・線維化に関わるSmad3Lリン酸化程度は低く、癌抑制に関わるpSmad3C経路は保たれており肝発癌が少ないと考えられた。しかし、発癌したPBC症例では、診断当時から高Smad3Lリン酸化状態を呈していた。診断時から発癌シグナルが高いPBC症例では早期に肝硬変に進行し、発癌する危険性が高く慎重な経過観察が必要であると考えられた。

自由記述の分野

消化器内科

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公開日: 2016-06-03  

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