研究課題
若手研究(B)
加齢性難聴の増悪因子についての検討を行った。高齢化のすすんだ離島におけるヒト疫学研究において、加齢性難聴例410耳について、70歳未満の若年群と70歳以上の高齢群に分けて、加齢性難聴に影響する因子を調査した。その結果、糖尿病に関しては、若年群において糖尿病がある群で難聴が有意に高度であった。また、喫煙と飲酒の有無に関しては、両群において、有意に難聴の増悪が認められ、糖尿病、喫煙、飲酒は加齢性難聴増悪因子のひとつと考えられた。一方、高血圧の有無は加齢性難聴増悪には関与しなかった。
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