研究成果の概要 |
6週齢ルイスラットにエキノクローム溶液 0.1, 1.0, 10 mg/kg 腹腔内投与し、エキノクローム投与群と非投与群とした。同時にリポ多糖(LPS)を皮下注射して、EIUを誘導した。 24時間後、前房水の炎症細胞数はエキノクローム投与群で有意に減少し、かつ用量依存的であった。同様に前房水の蛋白濃度も投与群で有意に減少しており、かつその効果は用量依存的であった。前房水では炎症性サイトカイン TNF-alphaも有意に低値であり、やはり用量依存的であった。 免疫組織学的検討では、ぶどう膜の活性酸素は投与群で有意に減少しており、NF-kappaB の核内移行も抑制されていた。
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