研究課題
若手研究(B)
これまでにわれわれは高張塩溶液による組織の脱細胞化方法を確立した。また、本方法を小口径の血管に応用し、実際にラットでの移植実験を行ってきた。本研究課題では、移植後の脱細胞化血管の生理学的機能評価、より小口径の血管への応用、神経再支配の可能性、実用化を目指した保存などについて検討を行った。その結果、①口径1mmの脱細胞化血管においても長期開存が認められた。②凍結乾燥処理後の脱細胞化血管でも開存が認められた。③外膜に神経軸索の浸潤および生理的機能の再獲得が認められた。
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日本マイクロ会誌
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