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2014 年度 研究成果報告書

歯髄再生過程における象牙質形成とWntシグナルの役割解明に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24792043
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

武藤 徳子  神奈川歯科大学, 歯学研究科(研究院), 講師 (40510433)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードWnt / 歯髄 / 歯学 / 免疫学 / シグナル伝達 / 発生学
研究成果の概要

本研究では、歯の再植・移植後には殆どの象牙芽細胞がアポトーシスにより死滅し、歯髄広範にわたる細胞増殖の後に歯髄幹細胞が象牙芽細胞に分化し、歯髄幹細胞が死滅すると歯髄内に骨組織が惹起されるが示唆された。また、歯の損傷後の歯髄には非歯髄固有細胞が歯髄内に侵入すること、歯髄幹細胞が存在すると思われる歯髄中央部血管周囲に古典的Wntシグナルが一過性に発現が上がることから、歯髄幹細胞ニッチの維持へのWntシグナルの関与が見られた。以上より、歯の再植・移植後の歯髄では、ダイナミックなドナー・ホスト間または歯髄・歯周組織間相互作用が起こり、歯髄構成細胞が大きく変化することが示唆された。

自由記述の分野

歯内療法学

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公開日: 2016-06-03  

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