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上皮増殖因子受容体（EGFR）は頭頸部癌の治療における有用な分子標的である．我々は以下の2点について検討した．１. EGCGによるEGFR分解作用の有用性の分子レベルでの評価．血管平滑筋細胞を用い，EGCGの添加によるEGFRへの影響を評価した． EGCGはEGFRを蛋白質レベルにて減少させこれは生理的蛋白質分解機構であるユビキチンープロテアソーム経路の活性化によることが示唆された． 2. マウス腫瘍移植モデルにおけるEGCGによる腫瘍増殖抑制効果の判定．口腔扁平上皮癌細胞株であるHSC-3をヌードマウス背部皮下に移植した．今後腫瘍体積，アポトーシス，EGFRの発現，リン酸化について評価する．
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