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2013 年度 研究成果報告書

細胞と動物実験を用いた褥瘡発生に至る酸素濃度と時間の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24792379
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関埼玉大学

研究代表者

三木 将仁  埼玉大学, 研究機構総合技術支援センター, 専門技術員 (90515066)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード褥瘡 / 血流
研究概要

皮膚は膠原弾性線維で構成される固相と膠原線維組織に含まれる血液および体液成分の液相に大別され,いわゆる固・液2相系の多孔質粘弾性材料とみなすことができる.皮膚組織の経皮的圧力の増加による多孔性の低下と血流障害の関係を調査することは重要である.ウサギ耳介のクリープ変形挙動と皮膚組織内の血流変化を実測した.組織内の血液流動能CSはCS=345.3P-2.68(相関係数R2=0.999)としての多孔性Pの指数関数として示される.組織内血流量は20mm Hg以上の経皮的圧力下で速く低下することが確認された.褥瘡の安全性と生体適合性を高めるためには,皮膚組織に十分な血流を確保することが重要である.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 固液2 相系粘弾性モデルを用いた皮膚組織の圧密化挙動とそれに伴う組織内血液量の低下に関する研究2014

    • 著者名/発表者名
      森田真史, 三木将仁, 土井一浩, 原和彦
    • 雑誌名

      医療機器学

      巻: 84巻 ページ: 9-17

    • 査読あり
  • [学会発表] 義足ソケットの皮膚組織の血流量に着目した生体適合性と安全性評価2014

    • 著者名/発表者名
      棚林祐一郎, 三木将仁, 森田真史, 原和彦, 土井一浩
    • 学会等名
      日本材料科学会
    • 発表場所
      工学院大学
    • 年月日
      2014-06-06
  • [学会発表] 皮膚粘弾性評価とソケット内圧計測によるソケット適合性指標の検討2013

    • 著者名/発表者名
      原和彦, 豊田輝, 岡安建, 森田真史, 三木将仁, 他
    • 学会等名
      日本義肢装具学会
    • 発表場所
      佐賀市文化会館
    • 年月日
      20131026-27

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公開日: 2015-06-25  

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