血中ａｎｔｉ－ｓｅｎｓｅ解析による膵がんの早期診断と層別化治療の開発・研究

2013 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24800006
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 腫瘍診断学
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 榎本 剛史 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10628762)
• 研究期間 (年度): 2012-08-31 – 2014-03-31
• キーワード: 膵癌 / エクソソーム / micro RNA

研究概要

膵がんは非常に予後の悪い疾患で根治的な治療法は手術しかない。膵がんの治療成績を上げる最良の方法は早期診断法の確立である。血清中には腫瘍から200nm程度の微小なカプセルであるエクソソームが流出し、その中のmicro RNAが注目されている。健常人と膵がん患者の血清からエクソソームの抽出に成功した。エクソソームからRNAを回収し、micro RNAのマイクロアレイを行った。得られたデータから健常人と膵がん患者の層別化の解析を行っている。