研究課題
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ビジネスサイクル現象の発生に関して非線形経済動学のアプローチから再検討を行った。既存の経済理論では排除されていた条件下でも非線形現象が発生することが示され、理論の適用範囲を拡大することができた。また、パラメータ選択に関する比較分析という視点を導入することで、モデル化の際の取捨選択において無視される傾向の高かった生産要素が安定性・振動挙動といった振舞いを決めるために重要な役割を果たすことを明らかにした。具体的な分析を行った二部門最適成長モデルは産業連関分析と関係があり応用上の重要性も大きい。
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International Journal of Economic Theory
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