研究課題
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次世代太陽電池として注目されている色素増感太陽電池の実用化に向けて、エネルギー変換効率の向上が望まれている。この目的を達成するために、7員環構造を増感色素分子の構造中に導入することで、励起色素から酸化チタン電極への電子注入性を上げることができる、新しい色素分子の開発を行った。増感色素中に7員環構造を持つトロポロンを導入した分子では、その構造異性体である6員環構造を有する安息香酸誘導体にくらべ、短絡電流密度が著しく向上し、エネルギー変換効率は7倍に向上した。
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