2024 年度審査結果の所見

神経障害性疼痛に対する生体レジリエンス機構の解明と診断・治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号	24H00067
研究種目	基盤研究(S)
配分区分	補助金
審査区分	大区分I
研究機関	九州大学
研究代表者	津田誠九州大学, 薬学研究院, 教授 (40373394)
研究分担者	藤井敬之九州大学, 医学研究院, 助教 (30822481)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2029-03-31
学術的意義、期待される成果	神経障害性疼痛の責任細胞種の候補として脊髄CD11c陽性ミクログリアに着目し、本細胞の起源、機能獲得のメカニズムを探求することは学術的意義があり、細胞種特異的分子操作を駆使することで、慢性疼痛における因果関係の解明が期待できる。モデルマウスだけではなく、実際のヒト患者の死後脊髄、生体からのCSFなども採取・解析が予定されており、ここでヒト疼痛病態におけるエビデンスを蓄積できれば、医学における大きな成果となることが期待される。