研究課題
基盤研究(A)
アウラガ遺跡の発掘、出土遺物や関連資料、文字史料の多角的分析を通じ、これまで未解明の部分が多かったチンギス・カンの人物像が明らかにされることが期待される。モンゴル帝国史研究の進展にも少なからぬ意義があると思われる。考古学、生化学、文献史学など、多様な視点から総合的に分析を試みようとする研究であり、共同研究や発掘の準備状況、研究体制が整っている点、具体的に研究計画が練られている点が高く評価できる。