ほ乳類生殖腺の性決定機構をリバイズする

2024 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 24H00556
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 立花 誠 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (80303915)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31

学術的意義、期待される成果

生殖腺の分化は、転写因子カスケードによって決まるという既成概念を書き換えるという学術的問いは明確である。応募者は、環境に依存した柔軟かつ可塑的なエピゲノム制御が哺乳類の性決定に重要な役割を担うことを提唱しており、本研究では、母体の栄養が胎児のエピゲノムに及ぼす影響の分子機構を明らかにする内容である。立証できれば、純粋に生物学としてのみならず、健康医学への応用も期待される。